【コラム】vol.5 2025に向けて
2025.04.14
おはようございます。
JOKER FOOTBALL GROUP 代表の村井です。
さて今回の不定期コラム vol.5『2025に向けて』です。
エリートシュート特訓2025春も、非常にポテンシャル高い選手達が多くご参加いただき、気が引き締まる春休みを過ごすことができました。
エントリーいただき、トレーニングに励みサポートくださった選手・保護者の皆様、心より感謝申し上げます。
当エリートスクールも先週より新年度のトレーニングが始まっていきます。
コーチ陣も昨年度の振り返りをしながら、今年度のトレーニングの流れを考えているのですが、当エリートスクールは体と頭の中に負荷がかかるトレーニングを行っていくので
その環境下でパフォーマンスが出せるように、道筋を立てて、選手にアプローチをしていきます。
6年生は、いよいよ集大成の1年となります。
たかだか小学6年生かもしれませんが、中学0.5年生のようなものというか
これまで言われ、感じてこなかったような、責任という言葉や重圧がある1年とも思います。
遥か昔の歴史を遡ると、13歳でも狩りに行ったりしてたと思いますし
それに比べたら責任や重圧といったものも大したもんではないような気もします。
想いやトレーニングに挑む背景に想いを馳せながら、これまで最高学年で伸ばしてきたので、今年も伸ばします、必ず。
少し話がずれましたが、強度の高さと、不安定を生み出すメニューを多くすることによって選手の成長を促しているのですが、強度の高さや、不安定さというのは、手段にしか過ぎません。
お気付きの通り、その環境下で【プレーができる】ことが重要です。
激流の川の中で泳ぐために、まずはバタ足からはじめ、時にはビート板も使いながらと段階を踏んでいく必要があります。
ゆくゆくは溺れないで、景色を眺めるくらいのゆとりをもって、長い距離、そしてスピーディーに泳げるようにもっていきたいと思います。
これまたおもしろくて、激流の中で泳げている子が、周囲も泳げるようになってきたら、
気付けばその子達の背中を追っていることもあるのでそうならないようにもパワー頼みにならないようにしないといけません。
2022年4月〜2025年4月と丸3年を経て、選手・保護者の皆様の頑張りで、誇らしい成果を残すことができましたが、継続・改善を重ねて最高の2025シーズンをお届けしたいと思っております。
昨年度、当グループの大きな成長を感じたことがございます。
各会場のコーチ陣が、JOKERは【トップレベル】を目指すスクールと選手達に話してくれていたことです。
各会場の担当コーチが、それを話してくれるスクールにまで成長したと感じられ、すごく嬉しかったです。
これはなかなかすごいことです。
吹田校の隼司コーチは、年度末巣立つ6年生に向けて、一緒にプロの舞台でプレーしようと話していました。
彼らが22歳でプロ契約したら、隼司コーチは36歳くらいですかね。
選手に言いながら自分に言っていたのかもしれないなと、帰りの車の中で胸が熱くなりました。
当グループは創設して間もないので、伝統といえるほどのものでは、まだまだありませんが、そういう【空気感】が出てきたら組織の成長は加速していく気がします。
山梨学院高校の総監督の横森先生(高校サッカー最年長監督)は「組織の将来は最初の5年で決まる」と以前私にお話しくださいました。
のんびりしてられませんが、強豪チームはトレセンやJ選抜クラス合格が珍しくないと思うのですが、JOKERも2024年度で、【日常】に近づきました。
結果にこだわればこだわるほど、強き組織へのリスペクトが生まれます。
勝ち慣れることを選手に伝えてますが、合格・内定者が出ることが当たり前にならないと浮かれてしまいますし、こっちが浮かれると、選手や保護者も浮かれちゃいますから。
嬉しいです。そりゃあ。
当たり前じゃないです。けど、当たり前なんです。
昨年度で周囲の皆様から【トップレベル】のスクールという評価をいただくお声を多くいただき、サッカー関係者の皆様もそうおっしゃってくださることも増えました。
携わる人が増えたこともあると思います。
良いスクールだと思ってますし、良いスクールにしたいと思って取り組んでいますが、評価するのは、自身ではできず、周囲の皆様です。
結果は自身を映し出す鏡みたいなものです。
そういう視点でいうと、2024年度の当グループの合格件数は【149】件でした。
2023年度は【88】件でしたので、61件増えました。
素晴らしいことで、皆様の努力を誇らしいと思っています。
ですが、見方を変えると、【150】件にあと1件辿り着かなかったという考え方もできまして、
2024年度は、準優勝、勝ち点1差で昇格できなかった1年と、あと1歩届かなかった1年と捉え、2025年度は詰めていきたいと思います。
引き続きエリートスクールの選手・保護者の皆様には、ご協力いただくことも多々あるかと思いますが、選手の成長こそがサポートいただく皆様への恩返しと思っています。
自分を大切にしながらも、リード、サポート、フォローができる大人になってもらえるよう、サッカーというコンテンツを活用して成長を促してくださいますと幸いです。
我が子が幸せじゃないのは、嫌だと思いますが
仲間に迷惑をかけている姿を想像すると胸が痛みますよね…
こうして今があるのも、これまで皆様のご協力があったからです。
お陰様で、しっかりと土台が築かれています。
目に見えるものと、目に見えないものが豊かな2026年3月を迎えられるよう、日々のトレーニングしていきます。