Joker Football Group オフィシャルサイト|世界に通用するサッカースクール・個人レッスン ジョーカーフットボールグループ| 【コラム】Vol.2 敬意 | JOKER FOOTBALL GROUP

新着情報

【コラム】Vol.2 敬意

2024.11.07

おはようございます。

JOKER FOOTBALL GROUP 代表の村井です。

さて、今回は不定期コラム vol.2【敬意】について。

6年生はいよいよ残すところあと小学生生活も残り4ヶ月となります。

 

JOKERは進路について比較的サポートしているスクールかと思います。

(サポートしていると決めるのは我々ではないので、それはスクール生や保護者が決めることなので、自称にならないようにとは思います。)

我々のサポートというのは、チーム選びという視点ももちろんありますが、進路を選ぶ上で選手たちには【自立】をして欲しいと思い接しています。

 

例えばですが、遠くのチームに行く選手には

「関東大会でテスト前日も家に帰ってくんのが22時、平日もスタメン争いもあり、休めない。しかも出れないこともあるよ。頑張れんの?」

という話しや

近くに通う選手には「知ってる選手ばかりになると思うけど、挑戦できんの?なぁなぁになんない?時間があるから勉強できるってもんでもないよ。」

という話しをしたりします。

勿論あんまりしない選手もいます。言っても体感しないとわかんないだろうな…と思う子もいますし、まぁこの子なりに考えてるような気もするしって子もいます。

これは例え話で、選手と接しながらアプローチは個々人によって変えてます勿論。

 

自分が向かおうとする未来の話をすると

途端に顔付きが引き締まり行動が変わる選手や、その瞬間だけ顔付きが良くなる選手。

不安な表情を浮かべて、それでも一生懸命トレーニングに励む選手や、

不安が頭から離れないで仲間を助けることのできない選手。

 

本当に多種多様です。いつも観察してます。

 

あえて放っておくこともします。

放っておくというか、見放すとは違うのです。

これまで、構いすぎても良くないんだなという失敗もしてきたつもりです。

 

仕事や家事で上司や親に、アドバイスされまくってもウザいと思います(笑)

言いながら自分もやってないかと考えると、ちょっとゾッとしました。

みなさん、ごめんなさい。

 

少し話は逸れましたが、

「スクールに依存すんなよ。中学に行ったらスクール行く時間なんてねぇぞ。」

そんな話しをするサッカースクールがJOKERです。

 

サッカーももちろん教えます。

 

でも、ステップアップしていった選手は、人として変わって行った先に、技術的な成長がありました。

すぐ諦める人に技術はつかないよ。とも話しています。

 

私は強さに敬意を持っています。

強いっていうよりも、強くなったと思っているからです。

これまでいろんな沙羅場をくぐって来たことでしょう。

強い組織は勝ちにいく準備の仕方を知っています。

なんというか、育てるっていう決意が胸の底にあるような気もします。想いを背負ってるからかな?

(だからといって、選手や保護者は育ててもらおうなんて思って入ったら、それこそチームに依存し、自立とは離れてしまいます。)

勝負でイレギュラーが起こることもわかってます。

それが起こらないように選手を持っていくこと。それが起きた時に対応できるような覚悟を植え付けること。

様々な視点で勝負事に臨みます。

 

“この試合に勝てば昇格”

という試合前に、どんな話しをしますか?

どんなトレーニングをして挑みますか?

そうやってや 選手を焚き付けたり、冷静に挑めるように向けて準備をしているのは、試合相手も一緒です。

それを制することができないと、強豪にはなっていかないのです。

この試合に負けたら降格という段階にチームがある。

もはやその段階にいるということは、チームの雰囲気は良くないことが想像できます。

そんな時、どんなアプローチをしますか?

そこを潜り抜けてきたから、強さを維持できるのです。

 

泣く子も黙る青森山田。

寒さ厳しい時期に、何回かお邪魔しましたが、寒そうな姿を見せている指導者を見たことは一度もありません。

青森に行くと、どれだけ青森山田が青森の経済に一躍をかっているかを感じることができます。

 

ウォーミングアップから選手達が声を張りあげて取り組む集団を作れますか?

 

これまでJやトレセンにはいり、学校や親戚から、もてやかされてプライドの高い選手達ばかりで、思春期真っ盛りでエネルギッシュなガキ大将みたいな選手たちを統率できますか?

 

仲間なのか敵なのかわからなくなる瞬間もあり、苦悩の日々から逃げたくて、でも逃げなかったから強さがあるのです。

 

今はSNSも盛んになり、瞬間的に強くなれる時代にもなってきましたが、

長く続いているチームにも必ず理由があります。

長く強さを維持してるチームにも必ず理由があります。

 

強いチームと接すると思うのは、弱いと言われるチームを侮らないんです。

なんだかおもしろくて、弱いチームの方が強いチームを良く言わないかもしれません。

あぁでも大して強くもないのに、その組織に運良く入って勘違いしてる人もいるかな。

 

正解はありません。

 

ふとした瞬間に気付いて変わる人(選手)もいますし。

 

自立にむけて試行錯誤し、子ども達と向き合っているのが伝われば、

そしてJOKERのアプローチというよりも、強いチームの立場に考えるきっかけになれば今回のコラムはよかったと思います。

 

ちょっと今回は男くさかったかな(笑)

 

また不定期とはなりますが、更新していきます。

協賛企業