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【コラム】vol.8育成

2025.11.04

平素より格別のご高配賜りまして、誠にありがとうございます。

JOKER FOOTBALL GROUP 代表の村井です。

今回の不定期コラム vol.8『育成』です。

6年生の進路も落ち着き、寂しいものでJOKERエリートスクール生として過ごす時間も少なくなってきました。

少しでも良い形で送り出したいと、JOKERのコーチ陣は更なる熱量をもって現場に立っています。もちろん私も。

11月になると、各種大会も大詰めを迎えます。

日本トップのJリーグや、大学リーグ、高校選手権、プレミア、高円宮杯、全日、JA(東京)と、日本各地で熱戦を繰り広げられていきます。

今回のコラムは、

・自分の感じている以上に選手が成長していることを感じる深さ

・自分の視点以外のところで成長していることを感じる広さ

を、持ちたいという気持ちを胸に書かせていただきます。

 

現在の自分としての感覚なので、これから先どう変化していくかはわからないということが前提ですが

『結果は後からついてくる』という言葉を、勝負に携わる世界に身を置くと聞くのですが、

自分が浅はかなだけかもしれませんが、それちょっと違うのかもなと思うことが増えてきています。

自分自身、そして当グループのこれまでの歩みを振り返ってみても

『成長は後からついてくる』

という言葉の方がしっくり来るのです。

当グループは強豪チームの選手が多く在籍しており、だからこそ感じることができることかもしれませんが、

うまくなったな

とか

わかってきたな

と思うのは、強豪チーム在籍の選手の方が多いという印象です。

『成長』という言葉や、『育成』という言葉が先に来ると、研ぎ澄まされていかないような感覚というか

どこに向かって

どんな風に

成長していけばいいのかが、あやふやなのかもしれません。

勝てない、同じところで躓くということは

成長してるとしても、胸にモヤがかかった心境なんじゃないかと思います。

 

当グループが、スポンサーを務めさせていただいている『岡山学芸館高校サッカー部』ですが、ご存知、選手権日本一を獲得し、名だたる強豪校の一つです。

選手権が終わった後の、新チームを見ると正直に思ったことをお話ししますと、

「次の選手権こそ、全国の舞台に岡山学芸館の名前がないかもしれない。」

そう感じてしまいます。

しかしながら、そこはやはり歩んできた修羅場が違います。

毎年修羅場だと思うのですが、しっかりと全国やプリンスリーグを闘い、勝ち抜くチームに仕上げてきます。

本当にすごいです。

あのチーム、選手達がここまでになるんだなと毎年エネルギーをくださいます。

いろんな想いを背負って、選手育成に努めてらっしゃるんだなと思うと、頭が下がる想いです。

今年の冬も“縦にはやいポゼッション”が全国の舞台で見ることができることに敬意を表したいと思います。

 

少し記憶を遡ります。

TリーグU12の順位表を毎週末、リーグ戦が始まると眺めます。

あぁあいつがいるチーム、よく勝ったな。

あれ、負けてる、なにやってんだ。

などなど思いながら、

選手に「よく勝ったな」とか「なんで負けたの?」なんて話しをするのですが、

T1に長年在籍するチームの話しになります。

 

記憶が違ったら申し訳ないのですが、

2024年度のリーグ戦。

途中まではかなり苦戦し、下位に低迷し、

「あーいよいよ降格かもな」なんて思っていましたが、最終順位はトップ3の上位に入ってました。

確か、GKもいないか、下の学年だった気がします…

そんな中、まさに、猛追です。

V字回復というやつです。

何事もおいても、V字回復。そう簡単ではないでしょう。

 

そこの選手達は

“負けず嫌い”で、練習最後のゲームで泣くような選手でしたし

厳しいからやらされてると思いきや、“やらされ感“の全くない選手達でした。

たまたまそういう選手をお預かりしていただけかもしれませんが、一緒に時間共にさせてもらってこちらも学びをもらいました。

 

以前コラムでも書かせていただきましたが、

強豪チームは修羅場を乗り越えてきています。

この試合に勝てたら、昇格。残留。

修羅場とイレギュラーがないようにマネジメントしながらも、修羅場とイレギュラーはほぼ確実に訪れます。

では、どんなマネジメントをしたら良いのか。

修羅場やイレギュラーにどう対処するのか。

小学生なんて、本当にイレギュラーだらけです。子育てをしている方々がお読みくださってると思うので、頷かれることと思います。

 

強いのではなく、“強くなった”のが、強豪チームです。

 

関西方面は、新規のチームの立ち上げが、関東よりも盛んです。

素晴らしいと思う反面、J下部ジュニアユースのジュニア時代所属チームを見ると、昔からあるチームばかりです。

自分の育成論が正しいと思って、やってみても、そう上手くは選手は育っていきません。

運営的な部分でいうと、事務作業ができるマメさと、継続できる根気強さがないとあっさり折れてしまうのです。

 

長く続いているのは“信頼”の証でもあるのです。

そして、関東・関西の強豪チームに共通していえることがあります。

それは“選手が似ている”です。

チーム名を見なくても

「このチーム出身でしょ?」と当てることができます。

そして、エリートスクール生に

「もしかして、チームで守備の奪い方、よく言われる?」

「これ、練習でよくやってたり、コーチに言われるでしょ」

と聞くとほぼ当たります。

なにかしら、こだっていることがあるのです。

それも、おそらく勝ち抜くために、上にいくために必要だと思ったことをやっているのでしょう。

必要だと思った背景を想像すると

痛感する出来事があったのかもしれませんし、やっておいてよかったと思ったからかもしれません。

 

強さという見方だけではなく、

都内の7ブロック所属のとあるチームは、イキイキしている選手がとても多いです。

それも“選手が似ている”です。

 

強い組織、長く継続できている組織への風当たりがなかなか強い時代の流れです。

スポーツは、戦後教育に日本は活用されて、今の日本式スポーツがあるという話しもあります。

確かにそうかもしれませんが、私は“終身雇用”がベースにあると思います。

終身雇用って、見方次第で優しいんです。

なにかあっても、守ろう、庇おう、育てようとしてくれるんです。

でも、結果を残せない人をなんとかしないと、組織の存在に関わるのです。

だから、強く言うこともあれば、理不尽なことを強いることもあるのです。

その1人の言動で、多くの人が路頭に迷うこともあります。

 

海外諸国は、終身雇用はあまり聞きません。

雇用側も契約を切れます。

これも優しいといえば、優しいのでしょう。緊張感があるとも思います。

しかしながら、育むというものとは、少し違うかもしれません。

 

これからの時代の流れがどう変化していくはわかりませんが、

こんな未来になるだろうなという想像力を働かせながらも、決めつけず。

 

実は、サッカー界のスタートは春ではなく、スタートは“冬”です。

良きスタートがきれるように、寒さが気を引き締めてくれます。

JOKER FOOTBALL GROUPは2026を走り出す準備を進めています。

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東京23区エリア/川崎

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▪️出版情報

『SOCCER NOTE-自分と向き合うサッカーノート』出版会社:游藝舍

https://www.yugeisha.com/news/【新刊情報】『soccer-note-自分と向き合うサッカーノー-2/

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Joker Football Groupは、サッカーベルギー1部リーグ所属「シント=トロイデンVV(STVV)のカナリアシポンサーです。
Joker Football Groupは岡山学芸館高校サッカー部を応援しています。 Joker Football Groupはブリオベッカ浦安・市川を応援しています。

協賛企業

 

運営会社

 株式会社ロブスライブリー