【コラム】Vol.3 想像力
2024.11.29
おはようございます。
JOKER FOOTBALL GROUP 代表の村井です。
不定期コラム vol.3
さて、今回は【想像力】について。
昨日岡山学芸館サッカー部にお邪魔させていただきました。
お邪魔するにあたって、浦安校と個人レッスン定期契約をお休みさせていただき、選手と保護者の皆様、ご協力ありがとうございます。
選手のためにも、自分が行動していかないとという気持ちを胸に岡山まで行きました。
岡山学芸館サッカー部とは、かれこれもう5年くらいのお付き合いをさせていただいています。教え子が日本一を経験させていただいたり、選手のサッカーに対する気持ちに寄り添っていただき、本当に感謝しております。
どの選手も岡山学芸館でよかったですと話しています。
※意地悪なので、「本当は?(笑)」と聞くと「いや!ホンマっすよ!(笑)」というので、有り難い限りです。
日本一メンバーも現在、JOKERで縁あってコーチをしてくれていますが
ゆくゆくは岡山学芸館に指導者として戻りたいという気持ちもあるようで、少しでも良い指導者として戻っていけるよう、接していきたいと思っています。
夜は岡山学芸館の中等部の滝本監督にも、岡山の美味しいお店に連れて行っていただいたのですが、朝から教壇に立ち、夕方から指導をして、夜には会食というスケジュールでお付き合いいただきました。
そんな姿勢にただただ、頭が下がる思いでした。
岡山学芸館には選手の親御さんが、ご自身で経営をされている方が非常に多いようで
確かに会社経営をしている身としても、子どもを預けたくなるような空気感があります。
子どももやがて大人になり、大人になったら更に楽しい経験もできますが、乗り越えなければいけない瞬間もやってきます。
自分で自分を支えなきゃいけない時に、ここでの時間がそれになるんだろうと見ていて思いました。
私は仙台育英高校の須江監督の話しが好きで、動画や本はほとんど聞いて読んだのですが
「優しさは、想像力」
という言葉が、最も頭に残っています。
滝本監督も、想像力があるんです。
どんなことを思っているんだろう、どんなことを考えているんだろうと、目に見えない部分に仮説を立てる力が想像力でもあると思うのですが、
私は滝本監督に比べるとまだまだ甘いのですが、できる限りしんどさや疲れがある時でも表に出さない努力をしています。(最近肋骨にヒビが入ってなかなか痛かったのですが、それは選手に言いました(笑)自分の中学時代のお世話になったコーチも松葉杖でも指導している姿を見たので、そういうものなんだなと中学生ながら感じました)
疲れや、しんどさがでると周囲に気を遣わせるからです。時には不安にさせることもあるのです。
滝本監督は私以上にそういう人です。
想像力は才能もあると思うのですが、経験・体験によって磨かれます。
あ、若いうちに苦労をしろという言葉も、想像力を磨くためでもあるのでしょうね。
滝本監督も登り詰めていく時間を過ごされているので、その経緯で様々なご経験をされているので、周囲の人の立場や想いに寄り添ってくれます。
その上で、様々な判断を下されているんだろうと思います。
判断を下すのが監督の仕事でもあるので。
滝本監督をはじめに、岡山学芸館のスタッフの皆様にはいつも持ち前の想像力を発揮し、寄り添っていただくお時間を頂戴し、心より感謝しています。
全国高校サッカー選手権・プレミアリーグ参入戦の前の緊張感ある時期にありがとうございました。
私の中では、良い組織というのは指導者が育つ組織と思っています。
滝川第二や、大阪体育大学は、選手だけではなく日本サッカー界を牽引する指導者を多数輩出しています。
岡山学芸館はここ5年で驚異的なスピードで躍進を遂げています。
ただ、空気感はすでに伝統を感じさせるものがあります。
優秀な指導者、組織を引っ張ることができる人材を、更に輩出される
そういった組織にこれからなっていく未来が想像できました。
引っ張ることが必要な瞬間は、組織が停滞やうまく行っていない時だと思いませんか?
また不定期とはなりますが、更新していきます。